参加団体一覧表

(公財)文化財建造物保存技術協会 会場番号 1 体験    
NPO 法人 日本伝統建築技術保存会 会場番号 2 体験 体験ラリー  
(一社)社寺建造物美術保存技術協会 会場番号 3   体験ラリー  
(一社)日本伝統瓦技術保存会 会場番号 4 体験    
文化財畳保存会 会場番号 5 体験   実演
文化財庭園保存技術者協議会 会場番号 6 体験    
(一財)全国伝統建具技術保存会 会場番号 7 体験 体験ラリー  
全国文化財壁技術保存会 会場番号 8 体験 体験ラリー  
(公社)全国社寺等屋根工事技術保存会 会場番号 9 体験   実演
文化財石垣保存技術協議会 会場番号10      
(公財)日光社寺文化財保存会 会場番号11 体験    
金沢金箔伝統技術保存会 会場番号12 体験   実演
(公財)美術院 会場番号13 体験    
日本文化財漆協会 会場番号14 体験    
日本うるし掻き技術保存会 会場番号15     実演
(一社)国宝修理装潢師連盟 会場番号16 体験    
全国手漉和紙用具製作技術保存会 会場番号17 体験   実演
日本竹筬技術保存研究会 会場番号18 体験    
浮世絵木版画彫摺技術保存協会 会場番号19 体験   実演
(公財)日本美術刀剣保存協会 会場番号20     実演
伝統工芸木炭生産技術保存会 会場番号21 体験    
祭屋台等製作修理技術者会 会場番号22 体験    
琉球藍製造技術保存会 会場番号23 体験    
阿波藍製造技術保存会 会場番号24      
(一財)日本民族工芸技術保存協会 会場番号25 体験    
昭和村からむし生産技術保存協会 会場番号26 体験    
宮古苧麻績み保存会 会場番号27 体験   実演
歌舞伎衣裳製作修理技術保存会 会場番号28 体験    
歌舞伎大道具(背景画)製作技術保存会 会場番号29 体験    
歌舞伎小道具製作技術保存会 会場番号30 体験    
組踊道具・衣裳製作修理技術保存会 会場番号31 体験    
木之本町邦楽器原糸製造保存会 会場番号32 体験   実演
       
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国宝や重要文化財建造物を保存修理・活用していくためには、
専門的な知識と経験に裏打ちされた技術者による設計監理を欠くことができない

建造物修理・建造物木工

会場番号1 (公財)文化財建造物保存技術協会 昭和51年認定
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-32-15
http://bunkenkyo.or.jp/

文化財建造物は、社寺、城郭、住宅、近代建築などあらゆる分野にわたっています。その構造も、木材、石造、煉瓦造、鉄筋コンクリートなど多種で、地域や工匠達の系統による差もあります。これらの建造物の保存修理には、高度な専門的知識が必要であり、大工等の技能者に対し実技を指導しうる能力を必要としています。  
旧富岡製糸場 東置繭所

文化財建造物の修復において、設計手法や施工技術を解明し、
適正な施工をする“木工技術”

建造物木工

会場番号2   NPO法人 日本伝統建築技術保存会 平成21年認定
〒522-0004 滋賀県彦根市鳥居本町1980-2
西澤工務店内
http://nichidenken.sakura.ne.jp/

日本の木造建築技術は、千数百年以上昔から連綿と受け継がれ、我が国の気候風土と融合、調和して発達を遂げてきた日本が世界に誇る技術のひとつです。日本の伝統的木造建築技術を守り、次代に継承するためには熟練した「木工技能者」が必要です。  
慈尊院(和歌山県九度山町)

あらゆる調査と地道な研究により、歴史的建造物の美を後世に伝える“装飾の技”

建造物装飾

会場番号3 (一社)社寺建造物美術保存技術協会 平成19年認定
〒601-80042 京都府京都市南区
東九条東山王町27 旧山王小学校内
http://www.shabikyo.com/

神社や寺院などの建物に施されている装飾には、漆を使った「漆塗り」、絵具を使った「彩色」などがあります。いずれも1400年以上の歴史ある日本の美を支える伝統技術です。伝統的な建物の装飾には、私たち日本人の先祖の営みと綿々と受け継がれている美意識を見ることができます。  
石清水八幡宮楼門(京都府八幡市)

優雅な屋根の曲線を伝統的な技法で葺き上げるための判断と技能が求められる“本瓦葺“

屋根瓦葺(本瓦葺)

会場番号4 (一社)日本伝統瓦技術保存会 平成19年認定
〒630-0251奈良県生駒市谷田町362
山本瓦工業株式会社内
http://dentoukawara.com/

震災で被害のあった熊本城など日本の伝統的な建築物の屋根には本瓦葺が多く使われています。本瓦葺は雨や風への対策を考えた上で、軒の反りや屋根の優美な曲線を伝統的技術で葺き上げる大変高度な技術です。  
奈良 平城宮跡 大極殿

文化財建造物の畳の高麗縁の隣合った模様を伸縮させながら
縫い合わせる、高度な“畳製作の技術”

畳製作

会場番号5   文化財畳保存会 平成20年認定
〒604-0801京都府京都市中京区
丸太町通堺町西入る鍵屋町66佐竹商店内
http://bunkazai-tatami.com/

畳は世界に類を見ない日本固有の文化です。文化財建造物にはさまざまな様式の伝統の畳が使用されてきました。畳床に畳表を張り、絹などの畳縁を縫い付けて仕上げます。また、装飾的な紋縁を使用した紋合わせと呼ばれる特殊な技法などを保存継承しています。  
 

各時代の文化的特徴を反映し、自然への深い想いを持ってつくられた“庭園”

文化財庭園保存技術

会場番号6   文化財庭園保存技術者協議会 平成14年認定
〒600-8361 京都府京都市下京区大宮通花屋町上る
非営利特定法人みどりのまちづくり研究所内
http://teigikyo.net/

伝統的日本庭園を未来に残すために、維持管理し、修理・修復する技術です。石、水、そして植物が美しく配されている庭園。そのうらにはさまざまな技術が受け継がれています。  
起雲閣(熱海市)

木材を組み合わせた細工を施す“組子”は、建具のなかで突き抜けた美しい技

建具製作

会場番号7 (一財)全国伝統建具技術保存会 平成20年認定

〒420-0812 静岡県静岡市葵区古庄4丁目3-1
http://nichidenken.sakura.ne.jp/bungiren/11-dantai/06-tategu/06-tategu.html


神社や寺院などの建具[戸や窓など]を製作する技術です。組子細工による装飾など、繊細な美的表現も必要とされます。  
清水寺 本堂(京都市)

古来から受け継がれてきた“左官技法の漆喰”で仕上げられた、世界文化遺産姫路城の白壁

左官(日本壁)

会場番号8   全国文化財壁技術保存会 平成14年認定

〒483-8104 愛知県江南市力長町大当寺128
中島左官株式会社内
http://kabehozonkai.sakura.ne.jp/


伝統的な左官技術には茶室などに用いられる古式京壁と、城郭に使われる漆喰壁があります。お城の壁と言えば姫路城のような白亜の壁を思い浮かべますが、この壁が漆喰壁です。美しさと同時に強靭さをもつ壁を作るには材料の吟味や調合方法、水引加減の見極めなど熟練の技術が必要です。  
姫路城

古来より連綿と受け継がれてきた我が国固有の“屋根工法”

檜皮葺・柿葺・茅葺

会場番号9 (公社)全国社寺等屋根工事技術保存会 昭和51年認定(檜皮葺・柿葺)
昭和55年認定(茅葺)
〒605-0862 京都府京都市東山区清水2丁目205-5
文化財建造物保存技術研修センター内
http://www.shajiyane-japan.org

檜皮葺:檜の立木からむいた皮を薄く整形し、竹釘で打ちとめながら葺き重ねていきます。それらは、世界遺産に登録されている厳島神社など伝統的な古建築に残されています。大屋根が、檜皮の耐久年限とされる30~40年の周期で葺き替えられ、建物を風雨から守っています。  
厳島神社(広島県廿日市市)

戦国時代に城郭とともに発達した石垣の修復に活かされる、
“石を必要な形に割る技法、緊密に積み重ねる技術“

文化財石垣保存技術

会場番号10   文化財石垣保存技術協議会 平成21年認定
〒670-0012 兵庫県姫路市本町68-258
日本城郭研究センター内
http://bunsekikyou.sakura.ne.jp/

文化財に指定されている城郭などの石垣は、日本の伝統的土木構造物として、世界に誇る代表的な文化遺産です。
解体、修理にあたっては研究者や専門家と連携しながら伝統的な技術を用いて進めます。
 
姫路城 帯櫓石垣

社寺建造物を鮮やかに装飾した先人達の色彩を甦らせる“彩色”“漆塗”

建造物彩色・建造物漆塗

会場番号11 (公財)日光社寺文化財保存会 昭和54年認定(建造物彩色)
平成28年認定(建造物漆塗)
〒321-1431 栃木県日光市山内2281
http://www.nikko-bunkazai.or.jp/

三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)でも有名な日光東照宮をふくむ世界遺産に登録されている日光二社一寺をさまざまな「彩色」や「漆塗」の技術で、美しく彩られた建物として甦らせています。  
日光東照宮 陽明門

極めて薄く、しなやかで大きく、色艶の良い縁付金箔は
漆器の装飾や建造物の保存修理に使われる

縁付金箔製造

会場番号12   金沢金箔伝統技術保存会 平成26年認定
〒920-3122 石川県金沢市福久町ロ172
石川県箔商工業協同組合事務局

縁付金箔製造は、手漉和紙を加工した箔打紙に金を挟んで打ち延ばし、厚さ1万分の1ミリの金箔を製造するもので、日本の伝統的な製箔技法です。打ち上げられた箔は、革板の上で一枚ずつ裁断され、箔合紙に移して仕上げられます。会場ではこの様子を実演しています。  
 

東大寺(南大門)仁王像のように8mを超える大きなものから、
手のひらサイズのものまで、仏像を修理

木造彫刻修理

会場番号13 (公財)美術院 昭和51年認定
〒600-8146 京都府京都市下京区
七条通高倉東入る材木町476-1
日本通信電話株式会社 七条営業所内
http://www.bijyutsuin.or.jp/

百年を超える文化財修理の歴史があり、代々の技術者に受け継がれてきた技術で、国宝や重要文化財の仏像などの保存修理や技術の研究を行っています。技術を後世に伝えるため、修理技術者の育成も行っています。  
木造釈迦如来立像(文化庁所蔵)

世界に誇る“漆文化”を守り伝承するために、漆の生産を確保し、
日本漆芸の発展・普及につとめる

日本産漆生産・精製

会場番号14   日本文化財漆協会 昭和51年認定
〒110-0002 東京都台東区上野桜木1-5-6
シーダ−レジデンス301
http://bunkazai-urushi.org
日本の漆芸術は、自国において生産された漆によって成り立っていましたが、近年、国内産の漆は生産が著しく減っています。日本文化財漆協会では、漆の木を植え、育て、樹液を精製(塗料になるよう加工すること)するまでの技術を保存するために活動しています。  
 

漆の木の幹に一文字に傷をつけ、木がその傷を癒そうとして
自ら出す樹液(生漆)をヘラで“搔きとって採取”

日本産漆生産・精製

会場番号15   日本うるし搔き技術保存会 平成8年認定
〒028-6854 岩手県ニ戸市浄法寺町下前田37ー4
ニ戸市浄法寺総合支所内二戸市うるし振興室

漆を生産する技術の中に、成長した漆の木の幹に傷をつけて、漆液を採る「漆搔き」技術があります。保存会のある岩手県の浄法寺漆は、国内生産量の70%を誇り、接着力が強いなど、その質も大変優れているために、日本の文化財の修復に欠かすことのできないものとして大切に守られています。  
木造釈迦如来立像(文化庁所蔵)

絵画や書跡などを最適な材料と方法で修理する技術

装潢修理技術

会場番号16 (一社)国宝修理装潢師連盟 平成7年認定
〒604-8187 京都府京都市中京区東洞院通御池下る
笹屋町445番地 日宝鳥丸ビル2F1、2号
http://www.kokuhoshuri.or.jp/

掛軸や襖、屏風、冊子等に仕立てられる絵画や書跡などの文化財は、多くが紙や絹など、とても弱い材料でできています。
数百年もの時を越え、貴重な文化財が今も姿を残しているのは、人々が大切に扱ってきたということだけでなく、適切な時期に定期的な修理が行われてきたからともいえます。装潢修理技術とは、これらの修理を行う技術のことを指しています。
 
 

精密な用具を作り続ける職人の技が手漉和紙を支える

手漉和紙用具製作

会場番号17   全国手漉和紙用具製作技術保存会 昭和51年認定

〒781-2128 高知県吾川郡いの町波川287ー4
高知県手すき和紙協同組合内
http://www.kochinet.ed.jp/bunkazai/details/700/700-02.htm


和紙は美しさ、耐久性、強靱性をもち、文化財の修復にも欠かせないものです。また、天然素材の地球環境に優しい製品でもあり、世界中からの注目も高まっています。和紙を作るには精密で強靱な道具がなくてはなりません。和紙の用具を作る技術が、大切な日本の手漉和紙を支えているのです。  
 

伝統的な染織工芸に欠くことのできない、竹を用いた筬を製作する技術

竹筬製作

会場番号18   日本竹筬技術保存研究会 平成29年認定

〒615-0816京都府京都市右京区西京極東町18
http://takeosa.blog.shinobi.jp/


「筬」は機織りで織物を織る時の重要な用具です。日本では柔軟性に優れた真竹を原料に竹筬を製作し独自の織物が生まれます。竹筬製作の技術は丸竹を割り薄い小さな短冊状の筬羽を作り、それを数百枚並べ、糸で編んで完成します。近年は金属製の金筬が主流になりましたが、柔軟性のある竹筬は手作りの繊維素材や手織りの世界ではなくてはならない重要な用具です。  
 

19世紀末ヨーロッパを夢中にさせた日本の芸術“浮世絵”

浮世絵木版画技術

会場番号19   浮世絵木版画彫摺技術保存協会 昭和53年認定

〒111-0041 東京都台東区元浅草3-7-6
高木蟹泡堂内


江戸時代の印刷、木版を知っていますか?
江戸時代には浮世絵がたくさん作られ、木版の技術が発達しました。浮世絵は展示すると傷んでしまうので、江戸時代と同じ図柄を同じ方法で復刻します。版木を彫り、摺る技術が大切に保存されているから、私達は江戸時代に作られたものと同じ浮世絵を見ることができるのです。
 
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏

鉄工芸品の最高峰に位置付けられる日本刀。
“日本古来の製鉄技術で製造“されたその素材は玉鋼と呼ばれる。

玉鋼製造

会場番号20 (公財)日本美術刀剣保存協会 昭和52年認定

〒151-0053 東京都渋谷区代々木4ー25ー10
http://www.touken.or.jp/


日本刀の製作には玉鋼が不可欠です。江戸時代以来の製鉄法(たたら吹き製鋼法)によりつくられる、刃物に最も適する純度の高い鋼が玉鋼です。たたら吹きの操業は開始から3昼夜、約70時間かかります。島根県奥出雲町の日刀保たたらで年に数回操業をし、その技術を継承しています。  
 

岡山県の山間地域、豊かな自然に囲まれた場所を中心に、
昔から脈々と続く伝統技術で“良質な木炭を製造“

木炭製造

会場番号21   伝統工芸木炭生産技術保存会 平成26年認定

〒700-0904 岡山県岡山市北区柳町2-1-1
http://www.mokutanworks.com/


日本刀製作や日本刀の原料となる玉鋼を生産するたたら吹き製鋼法、また漆器や金属器の研磨などに用いられる様々な木炭を製造する技術です。木炭の原材料は用途によって異なります。製造方法もそれぞれ異なるため、専門的知識と経験が要求されます。  
 

“伝統ある多様な技術“が組み合わされ、
豪華絢爛な祭屋台などを造り出す

祭屋台等製作修理

会場番号22   祭屋台等製作修理技術者会 平成14年認定

〒604-8156 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る
山伏山町554


木工や彫刻、漆工、金工、染織等の多様な技術で構成される山・鉾・屋台などの製作や修理の技術。祭りで使われる用具や飾り物には、日本の伝統技術の粋が集められており、今日の私たちに華やかな姿を見せてくれます。今回は、飾り幕の製作修理に関係する花紋の刺繍を体験してみよう!  
犬山祭(愛知県犬山市)

良質な藍葉を育てる栽培の技術と、
発酵状態などを見極める熟練を要する“琉球藍の製造”

琉球藍製造

会場番号23   琉球藍製造技術保存会 平成14年認定

〒905-0212 沖縄県国頭郡本部町字東5
本部町教育委員会社会教育課内


琉球藍は、本土の藍とは別種で沖縄で古くから栽培され、藍染の染料として使用されてきました。沖縄の芭蕉布など伝統染織のほとんどに琉球藍が使用されています。琉球藍の葉を発酵させ、石灰を加えて撹拌し泥藍を作る工程は熟練を要する重労働です。  
 

東京五輪・パラリンピックで注目の藍色、
徳島の藍師が伝統を守りながら大切につくり続けている

阿波藍製造

会場番号24   阿波藍製造技術保存会 昭和53年認定

〒771-1302 徳島県板野郡上板町七條字経塚42
上板町教育委員会内
http://www.awanavi.jp/spot/2013032501924/


天然の藍染料「すくも」を作る伝統技術です。すくもの製造には長い月日を必要とし、特殊な技術と周到綿密な管理が必要です。それだけにすくもを製造する職人は尊ばれ「藍師」または「玉師」と称されました。その技術は大切に受け継がれ、美しいジャパンブルーとその風合いを届け続けています。  
 

“染料として重宝された植物”の成分を使用し、染め分けてきた先人の技を今に活かす

植物染料(紅・紫根)生産・製造

会場番号25 (一財)日本民族工芸技術保存協会 昭和54年認定

〒100-0005 東京都千代田区丸の内2ー5ー1
丸ノ内二丁目ビル5階


紅・紫根は、古くから日本の代表的な植物染料の一つとして、伝統工芸品等の染色に欠くことのできないものです。紅花は、エジプト・小アジア地方原産で古く中国を経て日本に伝来しました。紫草はその根から美しい紫色の染料を作ることができます。天然の植物染料はその効果が見直され、注目されています。ぜひ、植物染料での染め物を体験してください。  
 

福島県昭和村は江戸の頃から、からむし栽培技術を伝承してきた
本州唯一の“上布用高品質苧麻栽培地”

からむし(苧麻)生産・苧引き

会場番号26   昭和村からむし生産技術保存協会 平成3年認定
〒968-0103 福島県大沼郡昭和村
大字下中津川字中島612
からむし会館内
からむしとは、イラクサ科の多年草で、苧麻とも言われる植物です。からむしの生産技術、繊維を採取する苧引きの技術は昔から変わらず伝承されています。  
    からむし100匁  

宮古上布等の織物の原材料である苧麻糸。
自ら苧麻を栽培し、糸を作製するまでの一貫した工程を手がける宮古の苧麻糸製作技術者

苧麻糸手績み

会場番号27   宮古苧麻績み保存会 平成15年認定

〒906-0103 沖縄県宮古島市城辺字福里600-1
宮古島市教育委員会内
http://miyako-orimono.net/dantai2.html


苧麻糸手績みとは、苧麻の表皮から繊維をとり、手績みして(繋いで)糸を製作する技術です。沖縄の宮古諸島では糸績み技術者が苧麻の栽培から糸の製作まで一貫して行います。  
 

それまで使用していた衣裳をもとに、演じる役者に合わせて新たに再現する“衣裳製作”

歌舞伎衣裳製作修理

会場番号28   歌舞伎衣裳製作修理技術保存会 平成14年認定
〒104-0041 東京都中央区新富2-2-8
松竹衣裳株式会社内

歌舞伎の演目は約400本あると言われています。
そこに登場する多種多様な役の衣裳の仕立て、着付け、修理をします。長い公演の期間中も着付けのほか、衣裳のメンテナンスを行い、歌舞伎の舞台を支えます。
 
       

幕が開いた時の期待を盛り上げ、役者の魅力を最大限に引き出す“大道具製作”

歌舞伎大道具(背景画)製作

会場番号29   歌舞伎大道具(背景画)製作技術保存会 平成14年認定
〒104-0041 東京都中央区新富2-8-1
キンシビル7階金井大道具株式会社内

歌舞伎の大道具は背景を描いた「書割」、岩や樹木を描いて切りだす「張り物」など多種多様です。「書割などの背景幕」は、平面的に描かれるのが特徴で、リアルさよりも飾ったときの絵になる美しさが大切とされます。その芝居の内容を理解し、演出を把握したうえで、独特な形式、色使いで「その場面らしい」大道具を作ります。  
       

本物を作り得る知識に加え、
役者の要望にも応えながら舞台の効果を高める“小道具製作”

歌舞伎小道具製作

会場番号30   歌舞伎小道具製作技術保存会 平成8年認定
〒111-0032 東京都台東区浅草6-3-4
藤浪小道具株式会社内

小道具には、開幕時に置かれている「出道具」と、役者が持って使用する「持ち道具」に分けられます。また、小道具を「本物」と「拵え物」に分けることもできます。「東海道四谷怪談」で使用される「戸板返し」などの「仕掛物」、舞台で壊されてしまう皿などの「壊れ物」などは「拵え物」です。「拵え物」は舞台上では本物以上に効果的な働きをします。  
       

組踊に登場する人物の身分・役柄などをあらわす“道具や衣裳”の製作

組踊道具・衣裳製作修理

会場番号31   組踊道具・衣裳製作修理技術保存会 平成21年認定
〒900-8571 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
沖縄県教育庁文化財課内

沖縄の伝統芸能「組踊」は沖縄の古語のせりふ、琉球の音楽、所作、舞踊によって構成される歌舞劇で約300年の歴史があります。小道具、大道具、衣裳は「組踊」の上演に欠かせないものです。  
       

平安時代から変わらぬ技で作り出す絃が、和の音を奏でる

邦楽器原糸製造

会場番号32   木之本町邦楽器原糸製造保存会 平成3年認定
〒529-0433 滋賀県長浜市木之本町大音975
三味線や琴、琵琶、胡弓などの弦楽器の糸(絃)に使われる原糸(繭から繰った糸)を製造する技術です。特徴は「生挽き」という、熱風で繭の中のさなぎを殺す方法。糸のコシや光沢を生むセシリンを保ち、美しい光沢と粘りのある絃となる糸をとる匠の技です。