文化庁ホームページ
JA | EN
日本博ホームページ
beyond2020ホームページ
日本の技EXPO

竹筬製作

伝統的な染織工芸に欠くことのできない
竹を用いた筬を製作する技術

日本竹筬技術保存研究会

 平成29年認定 

〒615-0816 京都府京都市右京区西京極東町18

http://takeosa.blog.shinobi.jp/

「筬」は機織りで織物を織る時の重要な用具です。日本では柔軟性に優れた真竹を原料に竹筬を製作し、その竹筬を用いて織物を制作してきました。竹筬製作の技術は丸竹を割り削り薄い小さな短冊状の筬羽を作り、それを数百枚並べ、糸で編んで完成します。近年は金属製の金筬が主流になりましたが、柔軟性のある竹筬は手作りの繊維素材や手織りの世界ではなくてはならない重要な用具です。

切出し
[切出し]
筒切
[筒切]
(手前)原材料であるヘギ竹の湯炊き作業
(手前)原材料であるヘギ竹の湯炊き作業]
筬羽作りの基本である銑引き作業(刃物の間を通し薄くする作業)
[筬羽作りの基本である銑引き作業(刃物の間を通し薄くする作業)